Auto Memory の運用¶
何が自動保存されるか¶
Claude Code v2.1.59+ で auto memory がデフォルト ON。~/.claude/projects/<repo>/memory/ に Claude 自身が「次回以降役立つ知識」を書き溜める。
保存対象として設計されている5種類:
- user: ユーザの役割・好み・知識レベル
- feedback: 「こうしてほしい」「これは違う」と訂正/承認された行動指針
- project: 進行中の作業・関係者・締切などプロジェクト状況
- reference: 外部システムへのポインタ (Linear のどこ、Slack のどこ等)
- (暗黙) 過去会話の要約
何が 保存されない べきか¶
- コード規約・アーキ詳細 (= CLAUDE.md に書く)
- ファイル一覧・git log (= 都度参照する)
- デバッグ解決のレシピ (= コミットメッセージ・コード本体に残る)
- 一時的なタスク状態
ユーザが「保存して」と頼んでも、上の種類なら memory ではなく CLAUDE.md か作業ファイルに書くべき。
ロード仕様¶
- セッション開始時に
MEMORY.mdの先頭 200 行 / 25KB をロード - トピック別ファイル (
debugging.md等) はオンデマンドで取得 MEMORY.mdはインデックス。1行 / メモリ。- [Title](file.md) — hook
メモリと CLAUDE.md の使い分け¶
| 観点 | CLAUDE.md | auto memory |
|---|---|---|
| 場所 | リポ内 | ~/.claude/projects/<repo>/memory/ |
| git管理 | する | しない (個人ローカル) |
| 編集 | 人間 | Claude 自身 |
| 更新頻度 | リポの構造が変わった時 | セッションごと |
| 共有 | チーム | 個人 |
ルール:
- 「みんなに守ってほしい」→ CLAUDE.md
- 「自分にだけ覚えていてほしい」→ auto memory
- 「個人 + プロジェクト固有」→ CLAUDE.local.md (gitignore)
メモリ衛生¶
- 半年ごとに目視で棚卸し。古くなったメモリは削除
- 同じ事実が複数ファイルにある → 重複削除
MEMORY.mdのインデックスが 200 行超 → 古いものを削除
確認コマンド¶
/memoryで現在のメモリ閲覧・編集・無効化# <事項>を会話に入れると即 CLAUDE.md か auto memory へ保存
ありがちな失敗¶
- 「今日のバグ修正方法」を auto memory に保存 → コミットに残るので無意味、削除推奨
- CLAUDE.md に個人の好みを書く → 他人が git pull して困惑する。
~/.claude/CLAUDE.mdへ - 似た memory ファイルが乱立 → MEMORY.md の更新時に重複チェック
出典¶
- _research/claude-code-features/2026-05-11-claude-code-features.md
- (このレポの)
auto memoryシステム指示 - https://code.claude.com/docs/en/memory